桜とドストエフスキー

 桜の日々、今年はあいにくほとんどずっと天気が悪い。今朝は少し日が差した。その時少しだけ花見をした。時間が経つにつれて雲が広がり風が強まり寒さが増した、それでも昼は桜の木の下で家族でお弁当を食べた。全く話しは変わるがドストエフスキーにはまり長編を2作続けて読んだ。今日「白痴」を読み終えた。毎日十分な読書の時間が取れるわけではなく、またロシア人の名前に慣れていないので(おまけに呼び方がその時々で変わるので)これは一体誰?・・・それにしてもドストエフスキーの作品はすごい熱量だ、全く文学通ではない私にとっては遠い存在で読む気になれなかったが、この作家のすごさを知った。ドストエフスキー、彼の作品の登場人物は実在した歴史上の人物以上に私にとっては実在した人物と言っても決して過言ではない。ああ彼らよ彼女らよ・・・、桜の感動が吹き飛ぶほどにドストエフスキーに深く心を動かされた今日一日であった。いやいやいや、仕事もちゃんとしましたよ。