玄米菜食~マイブーム~

 マイブーム、それは玄米菜食、食は生きる基本、毎日3食(時に2食)、意識せざるを得ない。健康に良いということが動機のひとつになったものの、いざ真剣に始めてみるととても美味しい、毎日毎食思わずうなるほど。玄米の食べ方は(これはあくまで私個人の話しだが)良く噛んで(数えると一口50回くらい)噛みしめながら味わう。噛めば噛むほどに玄米の旨味が口の中に広がる。この食べ方に合うおかずは、野菜の味噌汁と野菜の和え物(胡麻和えがいい)、豆腐、これだけあればもう十分、味噌汁も噛むようにして味わいながら飲む。とにかくすべて良く噛みながらゆっくりと、そしてゆったりとしたリズムで食べる、美味しい、これはもう至福のひと時なのだ(本当だぜ)。昨年の暮れに決心して玄米と野菜を中心にした食事に変えてから、食の捉え方が大きく変わった。(と言っても魚介類や卵は時々食べるし、とてもゆるいものだ。)しかしそれは予想外の結果をもたらした。玄米菜食が自分が望む一番のご馳走、一番美味しいものになってしまったのだ、我慢は必要ない(昔、30代の前半の若かりし頃、玄米に挑戦したことがあった、そう挑戦という表現がふさわしいほど、白米のほうが美味しく感じたし、健康のためにと思って無理して食べていた。ちなみに肉類は普通に食べていた)。そして今、例えば食品添加物入りの食べ物がこれまで以上に美味しくなくなってしまった。より自然のものを好むようになった。今、私は一見とても地味な食生活を送っている。でも私にとっては最高なのだ。玄米菜食、それは何かを変える。言えること、それは食がこれまで以上に楽しくなる可能性を秘めているということ(無論個人差はあると思うが・・・)。それにしても何とも不思議だ。