雪は予想に反してなかなか溶けない。まだまだ残っている。毎朝、氷点下まで冷え込むのだ。雪ですっかりつぶれたハウスの修復作業に取りかかれない。専門業者いわく全壊だそうだが、この間にうまく修復できる方法を模索している。ハウスの屋根の雪は、肩の雪は落としたが、真ん中に残った雪は少しずつ溶けながらさらに真ん中に寄り、そこで氷の塊となり、その重みでハウスの屋根はその中心から更に沈んでいく。その重みはおそらくトン単位。最低限の処理を施すため、屋根に登ったり、中に入ったりしたが、恐ろしいほどのテンションがハウスの屋根にかかっているのがわかる。その均衡を崩すとどんな反動が返ってくるか予測が立たず、こわごわ雪を落としたりしたが、うーん、完全までやりきらず、十分できるであろう7~8分目あたりで引いた。農業は自然相手、まあ、儘(まま)ならないことのほうが多いのかもしれない。