水の音

 今日も一日早かった。よくもわるくも百姓仕事は山ほどあるから、やりだせば切りがない。ところで隣町からの帰り道、赤信号でエンストした。エンジン音が止まると驚くほど静かだった。田んぼの水路から水が流れる音が聞こえてきた。しばらくその音をきいていた。「(私は)何をそんなに急いでいるんだろう」と思った。時々、こんな何かを考えながら仕事をしている。