畔草刈りは、とても重要な田仕事の一つだ。しかし、意図せず、生き物を傷つけ殺してしまうことがある。虫、カエル、ヘビ等々・・・。ただ心が痛む。その時、私は「ナムアミダブツ」と何度か声に出してつぶやく。私は(自覚する範囲で)仏教徒ではないが、他にこれ以上の言葉が自分の中で見出せないからである。今日も何度となくつぶやいた。そして致命傷とはならずに生き残った生き物には、とくにカエルには、顔を近づけて声をかける。「がんばれよ」「負けるなよ」と。深く考えさせられる時がある。

田園風景の写真と共に 2011~2019
