午後3時に予報通り雨が降った。あまりに正確だったので少し居心地が悪くなった。雨は昨晩から今朝にかけてよく降った。いつも雨には大いに助けられるし、大いに泣かされる。農作業がまるで思うように進まず恨めしく思える時もある。しかし、もし将来、天気を予測する技術が進み、雨が何時何分どこにどれくらい降るかまで分かるようになれば作業計画は立てやすいが「それではさっぱりおもしろくないなあ」と予報通りの午後3時の雨を見上げながら思った。風の向き、匂い、情感、雲の動きや色、形など、それらを感じ取って、感じ取る努力をして、作業に臨む。どうなるのか、どうなっているのか、はっきり分からないからこそおもしろいのだ。だから何とか試行錯誤して何とか均衡が保てた時はとてもうれしいのだ。
