今は農閑期。田んぼに稲は植わっていない。春から秋にかけては仕事に追われる、農作業に追われる、畦草刈りに追われる、草と同化するくらいに。農繁期は生活のすべてをほぼ完全に自然に合わせる。冬は少しだけ自分のペースで仕事ができる。春と夏と秋にできなかった仕事をこなす。機械の整備もやらないといけない。本当は機械の整備は自分一人の力では到底追いつかないのが現状で、ある程度ごまかしながら、時には機械屋さんの力を大いに借りながら、機械を手入れする。冬は冬でやることは多い。それにしてもよく冷え込む。こうしてしっかり冷え込んでくれると何故か安心する。冬は寒いのがいい。春は春らしく、夏は夏らしく、秋は秋らしく、冬は冬らしく。


作業の合間に