先週のことになるが、京都市へ仕事用品の買い出しに出かけた。急きょ時間が取れたのだが、打って変ってすこぶる天気が良かった。亀岡市から京都市へ行くには、山をひとつ越えるわけだが、京都市側の道路が整備されアクセスが良くなったのでより近くに感じるようになった。渋滞が随分解消されたのだ。それにしても何でもどんどん便利になっていく。これが果たして良いことなのかどうかは分からないが・・・。ところで帰りに伏見稲荷大社(京都では親しみを込めて'お稲荷さん,と呼ぶ)に立ち寄った。子供の頃に1~2度行った記憶があるが、実際は、懐かしいというよりは、ほとんど何も覚えておらず(記憶にあったのは露店くらい)、驚きの連続だった。こんな所が京都の町の真ん中からすぐの所にあるのか・・・つまりこんな所とは(行ったことのある人なら言うまでもないが)、ちょっとどう表現したらいいのか、異空間、不思議、歴史、エネルギー、自然、神、きつね、とにかく別世界の凄さ。外国人が選ぶ日本の観光スポット2014年第一位らしい(確かに外国人観光客は多かった)。なるほど、外国人ならその驚きはひとしおかもしれない。稲荷山の山頂まで登る途中で食べたきつねうどんと稲荷寿司は美味しかった。お稲荷さんは、元々は農業神、稲の豊作を祈る神様だそうだ。なるほど、確かに稲の字がある・・・感謝。








