霧の朝

 霧に包まれる、「霧の朝」は幻想的だ、束の間、幻想的な空間が広がる、太陽の光が遮られた薄明かりの空間、何かが失われ何かが蘇る、そして北の方から出し抜けに晴れ渡っていく、必ず北の方から、とても劇的に。