余韻

 すっかり秋だなあと思っていたら、どこかでミンミンゼミが鳴いていた、夏の余韻、日に日に涼しくなる、田んぼの上を赤とんぼの群れが飛んでいく、空と稲穂に映える、稲穂は少しずつ頭を垂れていく。