モチモチの木

 所用で遠く西の山なみを越えた。途中の山間にとても大きなケヤキがある(ちなみに私はモチモチの木と呼んでいる)。いろんな人がその木に集まってくる。木は人気者だ。樹齢は1000年とか(何と平安時代生まれ!?)。道一本作るだけでたくさんの木を切らなければならないだろう。あっちからこっちに線路を一本引くだけで山に大きな穴を開けなければならないだろう。便利さの追求、豊かさへの憧れ、果てしない成長・・・でも人は同じくらい、本当はそれ以上に木が好きなのだ、自然が好きなのだ。

道の正面から

後ろ側から

少し離れて